2011年7月5日火曜日

平和記念公園にて(日本のパワースポット8)

平和記念公園という場所は、皆様の世界では原爆による被害に遭われた方々の慰霊のための場所として、多くの方々の関心を集めているのですが、実際に、霊界側ではどの様な活動が行なわれているのでしょうか?
そこの所を、お話できる範囲内でご説明させていただこうかと思います。

どなたにでも簡単に想像がつくこととは思われますが、平和を世界に向けて発信する土地として活用するという意味では、地上界でも霊界でも大差は無いように思います。
が、しかし、その活動に伴う思惑は地上界と霊界では似て非なるもののようです。
地上界では、しばしば、特定の思想活動を行う事による利権などに利用される事もあるように思います。
ですが、それでは“本当の意味での平和”という意識は広まる可能性が狭まってしまいます。
ですから、私ども霊界の住人は、そのような人間をこの土地に近づけたくないのですが、何故だか引き寄せられて来るようで、ホトホト困り果てている状態です。

広島は、戦争当時の最先端の科学技術が結集された兵器により破壊され、焼き尽くされました。
ですが、その最先端の科学技術が発見された事が罪というわけではありません。
その技術はあくもでも科学知識の一つであり、利用方法は他にいくらでもありました。
それを破壊兵器に作り上げたのは、皆様の都合であり、利用法を誤った結果といえるのではないのでしょうか?

では何故、利用法を誤ったのでしょうか?
『それは、戦争をしている状態であったからである』とお答えになる方もおられる事でしょう。
では、何故、戦争が起きたのですか?
私どもから見ますと、価値観の相違から来る軋轢によるもののように思います。
当時の世界情勢による各国の事情もあったでしょうが、その世界情勢の流れを作ったのも、それぞれの国が自国の都合しか目に入らず、広い視野で物事を観察できなかった結果と思われます。
当時の発展途上国や後進国は、先進国の見栄とエゴに巻き込まれた被害者といえる部分があるでしょう。

このように、価値観が大きくズレている状態で世界をまとめようとしても、軋轢を産む要素があまりにも多く、反発を覚える国々も少なくはありません。
そのズレを修正するのはとても大変な作業です。
生活条件も考え方も違う国同士が、価値観のズレを修正し共有できるようになるには、互いの状況を冷静に見極め、具体的に何処がズレているのか、そのズレを修正するのに必要な事は何であるのかを検討し、共にそのズレを埋める為の努力が必要です。
どちらか一方が譲歩し、全面的に相手に合わせているようでは価値観の共有はまず無理です。
対等な関係性を築き、メリットの部分だけではなく、リスクも共に背負う覚悟が必要なのです。
運命共同体として相手国を信頼できなければ、価値観の共有は出来ません。
ですから、一人勝ちして世界を支配したいと考えている国も、当然の事ながら価値観の共有は出来ないのです。
何しろ、周辺国を対等な存在としてみていないのですから。

そのような理由で、価値観の共有化が真の平和を実現へと導く第一歩であるとの観点から、私ども霊界の住人は、平和記念公園を訪れる観光客の皆様に向けてエネルギーを送っているのです。
この活動こそが、平和記念公園が存在する意味であり、とても大切な作業であるとの意識を持って私どもが持ちうる最大限の力を発揮して皆様にエネルギーを送っているのですが、訪れる皆様の意識と私どもの意識が同調しない事には、注いでいるエネルギーも皆様の世界で上手く機能することはできないのです。
ですから、どうぞ皆様も、平和記念公園に訪れた際には私どもの活動を少しでも意識してみてください。
意識してくださる方が増える事で、私どもの活動もよりスムーズに行えるようになるのです。
どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします。

皆様が世界が一日でも早く真の平和で満たされますように。
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございました。

(2009年7月21日)





先日、広島の原爆被災者の霊の皆様からのメッセージとして【真の平和とは?(広島における原爆被災者の皆様からのメッセージ)】を公開したばかりですが、こちらはパワースポットとしての広島平和記念公園についての解説となります。
とはいえ、平和記念公園で活動されている中には、原爆被災者の霊も多数おられますので、双方のメッセージの内容に重複する部分が見られても、致し方のない側面があります。
裏を返せば、重複する部分は霊界側からも特に重視している点であり、メッセージをご覧の皆様に最も伝えたい点なのでしょう。
ぜひ、双方のメッセージを読み比べて頂いて、『実際に原爆を被害を受けた方は、今何を思い、どの様な目的を持って活動をしているのか』『霊界側の活動と比べて、私たち人間側の活動はどの様な状態にあるのか』といった点に付いて、今一度よく考える機会を持ってはいかがでしょうか。

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