以前、お送りさせていただきました【大東亜戦争を経験して】において、何故、名を明かしたのかをご説明しておく必要があると思いましたので、お話させていただきたいと思います。
まず第一に、地上界で経験した個人的な事柄に関して言及したメッセージであったために、誰が経験した内容であるのかを明かす事で、皆様が理解する助けになればという狙いがございました。
余りにも個人的な事柄に限定した経験談であるため、どのような立場の人間が語ったものであるのかを明確にする事で、焦点を絞り、メッセージの意図を明らかにする必要があると思ったのです。
ですが、基本的な姿勢といたしましては、これまでにお送りしてまいりました一連の通信と同様に、表面的な事柄に拘るのではなく、通信内容をよく吟味した上で、皆様方ご自身の考えに基づいて判断していただき、『真理』を理解する助けとなればと思っております。
ですから、『東条英機』からの通信であるということよりも、戦争を経験してきた者が霊界へと赴いた後に地上界を見つめた時、どのように意識が変化し、今『皆様に対して何を伝えようとしているのか?』といったところに注目し、言葉の裏側にある『真理』に辿り着けるように熟考してみてください。
そこには必ず、皆様にとりましてもとても大切な『真実』が隠されているのです。
これらの事柄を考慮に入れ、よく吟味し、是非、皆様方なりの答えを導き出してみてください。
お付き合いくださり、まことにありがとうございました。
(2008年10月4日)
このメッセージについては、当サイトでご紹介している霊界通信の基本的姿勢である【霊界より、このメッセージを読まれる方へのお願い】との関係で、東条英機を名乗る霊が敢えて自らの生前の氏名を明らかにした理由について述べております。
特に、東条霊は当サイト掲載の霊界通信と浅からぬ関係を持っておりますので、通信霊の名を名乗る/名乗らないといった点についての姿勢の揺らぎについて、説明の必要を感じたのではないでしょうか。
いずれにしても、通信の送り主がどのような存在であるかに惑わされるよりも、ご自身の霊的成長を促す糧となる内容の通信であるか否か、通信からどのような教訓を読み取ってご自身の生活に活かしていくか——といった点に注目した方が、結果として私たちの身になるでしょう。
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