2011年6月16日木曜日

皆さんに知っておいて頂きたいこと(靖國の英霊からのメッセージ1)

このような形で皆さんに直接お話できる機会が得られたことに感謝しています。
これからお話しする事は、皆様にぜひとも知っておいていただきたい私の素直な気持ちですので、どうか心穏やかにしてお付き合い下さい。

皆さんが暮らしている平成という時代を観察していると、『日本は敗戦したが、私が護りたかった大切なもの、日本人の魂とも言える精神は護られている』と確信しています。
なぜなら、今の日本は戦後六十年程の間にとても豊かな国へと成長したからです。
表面的には、他国の干渉を許し、日本にとって不利益になっているように見えるかもしれませんが、そのような状態でありながらも、今の日本を保っているという事は大変な事なのです。
もし他の国々がこのような状態に置かれていたとしたならば、戦後六十年程経った今、果たしてどれ程の国々が、この世界の中にあって大きな影響力を保ちながらも一国としてあり続ける事が出来るでしょうか?
国防に対して無防備といってもいいほどの今の日本の状態で、このように豊かに繁栄し、日本としてあり続けるのは並大抵の事ではないのです。
もし、日本人としての魂を失ってしまっていたのなら、今の日本という国は植民地と同等のとても苦しい状況にあるか、あるいは存在してはいないかもしれないのです。
そう考えたとき、『日本を確かに護りぬいた』と確信できるのです。
そして、今も私達は靖国から皆さんを護り続けていることを忘れないで下さい。

さて、皆様が大東亜戦争について語るときに、どうも暗い影のようなものを感じるのですが、何か大きな勘違いをされているのではないのでしょうか?
確かに、戦争などしなくても国として保てるのであれば、無い方が良いに決まっています。
ですが、もしも決断しなければ、大切な家族や友人、恋人など愛する人たちを護れないという状況に陥ったとしたら、皆さんも当時の私と同じ決断をするのではないのでしょうか?
戦う事で大切な人たちが暮らす日本を護る事に繋がると思えばこそ、私は誇りを持って、胸を張って出撃したのです。
死ぬ事がわかっていたのですから当然恐怖も感じていましたが、恐怖心よりも『愛する人たちが安心して暮らせる未来を護りたい』という思いのほうが勝っていたのです。
それなのに、なぜか『戦争の犠牲になった』というような暗く重い印象で語り継がれているのは、とても悲しく、せっかく護りぬいた日本に暮らしている人たちの中にそのような認識の人がいるのは、とても残念でなりません。
もちろん、全ての人が私と同じ思いで出撃したわけではないのでしょうが、同じ様な思いを抱いていた人も少なからずいたのです。

それともう一つ、これは是非日本の皆様に知っておいていただきたい事ですから、冷静に理性を働かせてお付き合い下さい。
戦争当時、私達兵士が心掛けていたのは、命の重みを忘れない事です。
例え敵兵でも、その命には敬意を表すという精神を大切に戦ってまいりました。
当然戦闘状態にあるのですから、相手の兵士の命を奪う事になります。
ですが、だからこそ、敬意を払って戦う必要があったのです。
そうでなければ、ただの虐殺になってしまうからです。
命を奪う事の重みを理解し、己の負う責任を認識する必要があったのです。
そして、戦争で戦う事の意味をよく噛み締め、『未来の日本国民には私と同じ思いを抱くことなく平和に暮らして欲しい』とよく考えたものです。
今の日本では、『日本軍が如何に残虐であったか』ということを盛んに宣伝し、日本を貶めようとしている動きがあるようですが、それは全くの事実無根であります。
多くの日本の皆さんが心に抱く『命に対する思い』というものを冷静に考えてみれば明らかなのではないのでしょうか?
それらの精神は遠い過去から今の皆様へと脈々と受け継がれているものであり、私たちの時代にも当然受け継がれていたのですから。
ですから、皆さんも日本国民であることに誇りを持ち、胸を張って生きてください。
そして、日本国民として恥じる事のない行動を心がけ、より豊かで安定した未来のために決断する事を恐れずに邁進していってください。

今はまだ、多くのしがらみや周辺諸国との関係などの問題が山積みで、戦時中の本当の日本の姿が明かされていない状態ではありますが、いずれ明らかになる事でしょう。
偽りをいつまでも通し続ける事はできませんが、事実はどんなに時が経とうとも事実として在り続けるのですから。
当時の天皇陛下や首相がどの様な御心で日本を見つめ、どこを目指していたのか、明らかになる日も近い事でしょう。
そして私達、当時の日本軍兵士が、どの様な思いを抱いて戦争で戦っていたのかを理解される日が一日も早く来る事を願いつつ、お話を終わらせていただこうと思います。

長い時間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

(2009年1月7日)





今年(2009年)の元日に明治神宮を訪れたことは、既に【明治神宮について】で述べましたが、以前より付き合いのある『東条英機と名乗る霊』のお招きに預かり、1月3日に靖國神社を訪れました。
今回の靖国参拝に当たっては幾つかの目的がありました。
第一が東条霊を始め、靖國に祀られている英霊の皆様へのご挨拶、それから「ぜひ靖國神社のお守りを授かるように」との霊界からのアドバイスに従うことでした。
無事に英霊の皆様にご挨拶申し上げ、お守りを授かってから遊就館へと向かいました。
遊就館の展示物は以前訪れた時に一通り観覧しておりましたので、今回は同行した霊媒Mを通じて、遊就館に集う英霊の皆様の様子を伺ったり、可能であれば実際に英霊の皆様と会話を交わしてみたいと考えておりました。
ところが、実は霊界において私たちの想像を絶する事態が進行していたことを、霊媒Mを通して知らされたのです。
既に【覡としての天皇の役目】で述べたように、昨年私たちは昭和天皇陵を訪れたのですが、その時に『昭和天皇と名乗る霊』が霊媒Mとの間に“道をつけて”おりました。
そして、この度昭和天皇霊が霊媒Mを仲介として靖國神社を訪れ、靖國の英霊の皆様に向けて直々にお言葉を述べられたとのことでした。
英霊のご遺影が展示されている展示室に辿り着く頃には、英霊の皆様が「天皇陛下万歳!」を唱えられており、霊媒Mには少々騒々しいくらいに感じられたようです。
その結果、私たちと共に活動されている霊団には所属しておられない英霊の皆様の中から、「天皇陛下が活動に協力されている方々なのですから、ぜひ私たちも協力させて頂きたい」とのありがたい申し出を頂き、新たに500名に及ぶ英霊の皆様の支援を得られることとなりました。
その日はそのまま家路についたのですが、新たにご協力頂ける英霊の皆様のうち、代表者10名の方が霊媒Mに帯同して来られたことを帰りの電車の中で告げられましたので、帰宅後そのまま英霊の皆様を相手に降霊会を行いました。
英霊の皆様が普段どの様に過ごしておられるのか、また霊媒の目を通じて覗いた21世紀の日本についての感想など、様々なお話を伺いました。
今回届けられたメッセージは、降霊会の際に英霊の皆様が述べられたご意見を、後日文章の形にまとめて頂いたものです。

英霊の皆様は、現在の日本国民の皆様が『大東亜戦争』について、とかくネガティブな印象を抱きがちな点に疑問を感じていたようです。
霊媒Mによると、『大切な人の未来を守る為に、堂々と胸を張って出撃したんだ。別に恥じることなどない』と、胸を張って述べておられる方のイメージを受け取ったそうです。
もちろん、全ての英霊の皆様がその思いを共有する訳ではないかも知れませんが、少なくとも霊媒Mを通じて上記の心情を述べられた英霊の方がいらっしゃる——ぜひその点を抑えて頂いた上で、『大東亜戦争』とその時代を生きた方々について思いを深める参考にして頂ければと思います。

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