2011年6月1日水曜日

霊媒として感じたこと

霊媒の立場から見た霊媒が陥りやすい危険性についてお話したいと思います。

私はまだ、霊媒としての能力を明確な形で発現し始めてから日は浅いのですが、急激に霊界からのメッセージが流れ込むようになったので、未熟な自分自身の意識と霊の意識が混ざってしまうといった経験を何回もしました。
それをそのまま口に出してしまうと、誤解が生じる結果となるし、自身の驕りの気持ちにも繋がるということを、後に、通信霊やさにわからの指摘を受けて気付くことが出来ました。
その度に、冷静に判断出来るように努めなければ危険であるとの認識を強めてきました。
それと同時に、さにわの存在の大きさも強く感じるようになりました。

霊媒は常に霊と繋がりを持った状態に置かれているので、霊の考えがまるで自分の考えであるかのように錯覚しやすいのだと思います。
その上に、通信霊が伝えようとしている事柄の10%も受け取れていないことも多いようなので、そこに、自分の未熟な考えが入り込んでしまったら、通信霊の意図とは違った形で、周りの方にメッセージが伝わる危険があると思うのです。
私たち霊媒はその危険性に対して常に気を配り、考慮していく必要があるのだと思います。
相談者などに対しても、メッセージを伝える前にその危険性について十分に説明し、鵜呑みにするのではなく、メッセージをもとに自分で考えて答えを出すことの重要性を伝えていくという責任を負っているのだと思います。

これはあくまでも私個人の経験から感じ取った事柄ですから、全ての霊媒の皆様に当てはまるとは言えませんが、こういった危険性も潜んでいる場合があるということについて考えてみていただけたらと思います。

(2007年12月16日)





これは、管理人の要請で霊媒Mに語っていただいたものです。
管理人自身は霊媒との直接の意見交換や、霊媒を通じた霊界との議論を通じて感じていた部分でもあるのですが、やはり霊媒の気持ちは理解できない部分もあると思いましたので、霊媒としての率直な気持ちを語っていただきました。
霊媒とはどのような存在かと言う認識を深める参考にもなりますし、現在霊媒として活躍されている方にとっても注意を促す内容となっておりますので、ぜひ霊媒に対する理解を深める材料として役立てていただければと思います。

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