2011年6月17日金曜日

今の日本国に生きる皆様へ(靖國の英霊の皆様からのメッセージ2)

皆様にこのような形でお話をさせていただけます事にとても感謝をしております。
これからお話させていただきます事は、心を落ち着かせて、よく考えながらお読みいただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最近の日本の様子を観察しておりますと、『政府が悪い。官僚が悪い。』という声が所々から聞こえてまいりますが、その『政府や官僚』に対して責任を追及するだけでは、状況が変わる事はありません。
それに、責任を追及する以上、皆様ご自身にも責任が求められる事となり、皆様の発言の通りに事が運ばれた結果、後に何か不具合が生じた場合は、『皆様ご自身がリスクを背負う覚悟』が無ければなりません。
『その覚悟が無いのであれば、意見を述べる資格はない』ものと私どもは考えております。

皆様は『国家』という枠組みに護られ、その恩恵を受けているのですから、当然の事ながらその国の法は守らなければなりません。
法を守らない方が大勢現れた時のことを考えてみてください。
秩序は乱れ、国はあっと言う間に破綻してしまいます。
責任を取らず、権利だけを要求するという事は我侭な行為であり、秩序を乱すだけの無法者と何ら変わる事は無いということを、皆様には是非ご理解いただきたいものです。

今現在、困っておられる方々に対する援助は、確かに必要不可欠であると思われますし、それらの制度を政府なり役人なりに要求するのは正当な事でしょうが、不安材料を全て消し去って欲しいというのは、少々過ぎた要求のように思います。
不安というものは、皆様ご自身の心の問題なので、政府や役人が何を実行したところで、皆様の考えが改められなければ消える事は無いのです。

この国を形作っているのは、国民の皆様お一人お一人の御力であり、大変な時こそ協力してゆく精神が必要であるのにもかかわらず、誰かに責任を押し付けて、ご自身だけ被害者のように振舞うのはいかがなものでしょうか?
そのような考え方でいると、心ある方々も呆れてしまい、いつか見放されてしまいます。
求めるのであれば、ご自身で出来うる限りの努力が必要であり、その努力は必ず報われる時がやってきます。
無理をする必要はありませんが、出来る事はご自身ですることが大切です。
そのことを忘れないで下さい。
『千里の道も一歩から』ですよ。

皆様ご自身が暮らしやすく安心できる国を作りたいのであれば、積極的に政治に参加してゆかねばなりませんし、政治に参加するという事は、政府や役人と同じ様に自ら責任を負う覚悟が必要なのです。
政治家や役人だけが知っている情報を開示する事を求める声も聞かれますが、それらの情報を求める事にも責任が伴い、いわゆる権力者だけに責任を押し付けるということはできなくなります。
果たして皆様にはその覚悟がおありでしょうか?
その覚悟がおありであれば、どんどん政府や役所に意見を述べ、大いに政治に参加してください。
そうなる事で、日本国は国として一回り大きく成長する事でしょう。

皆様は一人ではないのです。
困った事があっても、必ずどこかに助けとなるものがあるはずです。
大切なのは、諦めずに捜し求め続ける姿勢なのです。
そのことをどうか忘れないで下さい。

それともう一つ、今の皆様の生活があるのは、例え、過ちや足りないところがあるにしても、政府や官僚の働きがあるから護られているということを忘れてはなりません。
足りない部分を指摘し、正してゆく事は確かに必要な事ですが、正しい行いには正当な評価をして労う事も必要な事であり、そのような積み重ねが、国民の皆様と政府や官僚の皆様を強く結びつけ、国政や行政サービスなどを円滑に実行するための潤滑剤の役割を果たしてゆくのです。

皆様ご自身も、批判ばかりで理解を全く示してくれない方よりも、きちんと評価して理解しようと努力してくれる方のほうが親近感が湧いて、親切にしたくなるでしょう?
政治家や官僚の皆様も人間ですから、認められれば嬉しいですし、『これからも日本国民の皆様の為に尽力してゆこう』という思いが湧いて来るというものです。
まずは、皆様ご自身の考え方を改め、足りないところを指摘するばかりではなく、努力している部分に関しては、感謝と支援の気持ちをもって接する必要があるでしょう。

私どもの話にお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
これからもこの日本国のために誠心誠意尽くしてゆくつもりでおります。
同じ日本国民の一員として共にこの国を守り立ててゆきましょう。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

(2009年5月7日)





靖國の英霊の皆様からのメッセージは、【皆さんに知っておいて頂きたいこと】に続いて二度目となります。
前回のメッセージとは打って変わって、今回は霊界の住人としての立場から見た、日本国民の皆様へ向けてのアドバイスといった内容となっております。
以前【靖国神社と千鳥ヶ淵(日本のパワースポット)】で取り上げましたように、英霊に限らず、靖国神社に集う霊は皆「日本の行く末を慮っている」と言う点を、この場でも改めて強調しておきたいと思います。
日本や日本国民の皆様の現在、そして将来について強い関心を示しているのですから、霊界から見た『現在の日本国民の皆様に足りない点や、今後も日本が繁栄し続ける為に役立つアドバイス』を皆様に伝えようと、彼らなりに様々な方法を試みておられるようです。
縁あって、霊媒Mを通じてこの様なメッセージを日本国民の皆様にお届けできるのも、英霊を始めとした靖國神社に集う霊の皆様の働きかけや、霊界の住人の皆様の普段からの尽力の賜物と言えるでしょう。
もちろん、メッセージを受け取る側の日本国民の皆様の中にも、『政府や官僚への責任追及に明け暮れても、問題の根本的解決には繋がらない。では、どうすればよいのか?』と、現在の日本を取り巻く問題への解決策を真剣に求め、聞く耳を持っておられる方の数がそれだけ増えているからこそ、問題解決のヒントとなるアドバイスが霊界からもたらされるのです。
幾ら英霊や霊界の住人が働きかけても、今を生きる人間の側に聞く耳がなければその思いは届かず、また実際に行動を起こして世の中を動かしてゆくのも、現在人間として生活している私たちなのです。
メッセージは国民の皆様にとって少々厳しい内容となっておりますが、「日本が今後も繁栄し続けるという目的を共有した同志からの腹を割った忠告」と真摯に受け止めて頂き、是非この機会に考えを深めてみてはいかがでしょうか。

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