マスメディアのあり方（メッセージ１１）

今のマスメディアの在り方には、何かと問題が多いように見受けられます。

影響力の大きさを理解せず、明確な方向性を持たないままにその時々の状況に流され、周りで影響力を持つ方々の意向にそうかたちで情報を伝達しているのが現状と思われます。

マスメディアは時として、思わぬ良い効果も発揮いたします。

遠い国々で起きている出来事を、家に居ながら知ることができるのですから。

それまで考えもしなかった事柄に触れ、考えるきっかけができるのです。

そういった利点を活かす方向で利用する必要があります。

ことテレビメディアに関しましては、活字では理解し辛い事柄を映像を通して見ることで、現地の情報をより明確なかたちでとらえることができ、イメージし易くなるのです。

そのことにより、問題意識や興味の気持ちが芽生え、より多くの考えるきっかけが生まれるのです。

ただ、大変残念なことに、有用な道具を持ちながら有効に活用されていないのが現状のようです。

伝達する側も受ける側も、盲目的な状態に陥りながら、その事に気付いていないという悪循環に陥っているのです。

インターネットの出現により状況は改善の兆しを見せております。

問題意識を持つ方々が互いに意見交換出来るようになったわけですから。

これは大変喜ばしい事です。

皆様が、今あるシステムを有効に活用出来るようになるための大切なプロセスなのです。

この事に関しましては、関心の高まりがみられますので徐々に改善されてゆくでしょう。

新たな可能性を模索しつつ、皆様の御力でより良いかたちでの解決への道を考えてみてください。

マスメディアの内部に居られる心ある方々に御願いしたいのですが、どうか、疑問に思われたことに対しては積極的に調べ、考え、決断していただきたいのです。

生活の為になかなか思い切った行動はとれないことと思われますが、来るべき変革の時のために準備しておいていただきたいのです。

真実を一般の皆様に知らせるために、今は公表出来なくてもまとめておいていただきたいのです。

それは大変大きな意味を持ちます。

大切な歴史であり資料なのです。

例え今は役立てることが出来なくても、必ず必要となる時が来るのです。

必ず明らかにする時が訪れます。

問題解決の為に必ず役に立つ時が来るのです。

その時の為に準備しておいていただきたいのです。

（2007年12月12日）

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マスメディアの問題と効果について、またマスメディアの変革についての指摘があります。
内容については、特に追加することはありませんが、ぜひマスメディアの方々にこのメッセージを熟読していただきたいと思います。