2011年4月27日水曜日

自分の考えや思いを理解し、表現する事の大切さ(メッセージ31)

今回は、御自身の思いや考えを理解し、表現することの大切さについてお話ししたいと思います。

周りの方々とのトラブルを避けるために、御自身の思いに蓋をして無理に相手に合わせている方も多いのではないでしょうか?
その結果『どうせ望んだところで何も得られる訳では無い』と、考える事すら苦痛になり、ただ周りの状況に身を任せてしまっておられる方も多いと思われます。
御自身で納得された結果、選ばれた答えであれば何も問題無いのでございますが、諦めの気持ちから半ば投げやりに身を任せてしまったのでは、苦しいばかりでそれらの経験から学ぶことが難しくなってしまいます。
それらが要因となり、思い通りにならない不満が溜まり、他の方々に対し恨みや妬みの気持ちを抱きやすくなってしまうのです。
これでは、御自身が苦しいだけで成長出来ないばかりで無く、周りの方々を巻き込み傷付けかねないどころか、下手をすれば命そのものを奪い取る結果を招いてしまう危険性が生じてしまいます。

このような悲劇を回避する為にも、日頃から御自身の思いや考えを意識して上手に伝える術を学び、実践してゆけるように心掛ける必要がございます。
それに加えて、ある程度で妥協することも学ぶ必要がございますが、これは何度も経験する中で御自分なりの良い加減を知ることが必要になってまいりますので、どうぞ実践を通して皆様なりの答えを導き出してみてください。

これらの事を実践出来るようになってまいりますと、御自身が苦しむ事も周りの方々が不快な思いをされる事も徐々に減ってまいります。
その結果、気持ち良く日々を過ごせるようになるのでございます。
御自身の心の声に素直になり、現時点では叶えるのが難しいと思われる事柄であったとしても、今の状態でも成せる事を考え、一歩一歩前に進み、御自身の理想に近づく努力をなさってみてください。

(2007年12月20日)





このメッセージの内容を要約すると、嫌なものを我慢するのではなく、自分に素直になりましょう――その結果、他の方との間でトラブルになりそうな場合は、やり方を工夫しましょう――と言うことだと思います。
ただし、なぜそうした方がよいのかと言う点について理解しておかないと、その経験が自身の成長に結びつきにくくなりますので、同時にメッセージの意味についてよく考えてみたほうが良さそうです。

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