2011年4月28日木曜日

薬害肝炎問題について3(メッセージ46)

薬害肝炎問題を受けて、今後政府が考えてゆかなければならないことについてお話したいと思います。

今回の問題は、いろいろな事情が絡み合っているようではございますが、政府や官僚の認識の甘さから生じたことのように見受けられます。
今回の騒ぎは良い教訓であり、この経験を通して学び、今後同様の事柄が生じた際の具体的な対応策や、基本方針などを考えてゆく必要があると思われます。
最初から完璧を求めるのではなく、不都合が生じたらその都度修正を加え、より良いシステムを作り上げていくといった方法がよいでしょう。
そうして試行錯誤を繰り返す中で、より良い発見や気付きが得られるのです。

皆様は日本国民の代表者なのですから、そのことを肝に銘じ、活動してゆく必要があるでしょう。

もう少し、国政について国民の皆様にご理解いただけるように説明してゆく必要があります。
今のマスメディアの体制には問題が多いようでございますから、そのあたりにも手を加える必要があるように思われます。
国民の皆様にもう少し関心を持っていただけるような方法を考え、国家全体で考えてゆく必要があるでしょう。

これらの事柄について皆様に是非考えてみていただきたいと思います。

(2007年12月28日)





メッセージ42に続いて、こちらも薬害肝炎問題に対するメッセージとなります。
とはいえ、こちらは薬害肝炎問題に対する政府の取り組みについての意見でありまして、メッセージ42と比べるとかなり穏やかな様子が伺えます。
もちろん、政府にも責任の一端があると言う事実は拭いようもありませんが、その後の対応として、政府は拙いながらも問題解決を図るために努力している――という姿勢に対する霊界の受け取り方なのでしょう。
同時に、私たちに対して『日本の主権者は日本国民である』という自覚を促す指摘や、マスメディアの問題についても触れられております。
マスメディアについては既にメッセージ11に尽くされていると思いますので、ここでは繰り返しません。
しかし、マスメディアの問題を含めて、日本を取り巻くあらゆる問題について私たち一人ひとりが自覚と責任を持って、それらも自分の問題であるという認識を持って対処していく必要がある――と、やんわりとではありますが叱咤激励を受けたような気持ちになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿