2011年4月28日木曜日

家族を亡くされた方へ(メッセージ41)

家族を亡くされた皆様へお伝えしたいことがございます。

肉体を失ってしまいますと、地上界の皆様には目に見えず、触れることも叶わなくなる為、悲しい思いをされている方もおられることと思います。
ですが、実際は居なくなってしまったのではなく、肉体から分離して霊の形となって存在し続けているのです。
日本の皆様は、文化的な背景もあってこれらの事柄はよくご存知のことと思われますが、今まで側におられた方が、居なくなったように感じてしまうのは仕方のないことと思います。
ですが、どうかご理解いただきたいのですが、皆様が悲しみ続けておりますと、亡くなられた方も悲しみをまとい続け、何時までも地上界から離れることが難しくなってしまうのです。
結果として、霊界に行けず、地上界を彷徨い続けることにもなりかねません。
本来であれば、霊界へ行き、自身の霊性向上のために励むことが亡くなられた方の成すことなのですが、皆様のことが心配で離れられなくなってしまうのです。
予期せぬ事故などにより亡くなられた方は、命を失ったことすら理解できずに地上に留まり続け、皆様が生前と同じように話しかけたりしようものなら、何時までも生きているつもりで霊界に行けない結果となりかねないのです。

一所に留まり続けるというのは、霊にとりましては苦難でしかなく、何時までも成長することが叶いません。
皆様が本当に亡くなられた方を愛していらっしゃるのであれば、ご自身の思いから解放して差し上げる必要があるのです。
安心していただくことが大切です。
そして、亡くなられたことを理解出来ていない方には、分かっていただく必要があるのです。
もし話しかけるのであっても、亡くなっていることが分かるような話し方をする必要があります。

どうか忘れないでください、亡くなられた方は霊界に居ても皆様のことを見つめ、皆様を支えられる存在になろうと日々努力を重ねているのです。
その愛情は生前と何ら変わることはないのです。

(2007年12月26日)





この点につきましては、ぜひ既存のスピリチュアリズム関連書籍などで霊界の仕組みを学んでいただくとともに、メッセージ30についてもあわせて考えていただければ、より理解が深まるのではないでしょうか。
そして、悲しみから来る個人的な感傷に流されるのではなく、肉体から解放された方の今後を思いやった対応をしていただければ、亡くなられた方にとっても、故人を看取られた方々にとっても、その後の生活にとってよりよい影響が現われるでしょう。

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